どうも、普段仕事から帰ってくる時間が遅いパパのパパラボです。
だいぶ出遅れましたが、今日はいま話題のサイボウズのショートムービー「パパにしかできないこと」を見た感想を書いてみたいと思います。

参考までに、私は普段帰りが遅くて平日は家事や育児を大体お願いしているパパでありますので、このムービーの感想を書いてネットに晒すということが以下にチャレンジング、かつアグレッシブなことかお察しいただけるかと思います。ひーーこえーーー。

それではまいります。

話で聞くのと映像を見ることの違い

まず感じたのが映像で見ると頭への入り方が全然違うなーということ。

「働きながら育児や家事をしている奥さんがどれだけ大変か、どんな苦労があるか」ということについては、妻から口頭で聞くこともよくありますし、twitterのTLに流れてきた文章を読んだりすることはよくありますが、今回みたいなCMにも流れてるレベルの映像で見たことはなかったと思います。

妻から話を聞く時は、「そりゃー大変だったね」とはいうもののそんなにリアリティをもってイメージできずに会話していますし、ネットの文章の方は、大体のケースでは女性の怨嗟が混じった声だったりもするので、これが実態だとは認識しつつも正直読んでるとドンヨリした気分になったりしていました。

でも今回のような映像で見せられると、西田尚美さん演じるママや子どもに、自分の妻と子どもの姿を重ね合わせてイメージさせられるんですよね。「あー、いつもこんななんだろうなー」「いつも言ってるアレはこんな感じなのか〜」と自然に関心が高まり、共感にいたっていく感じがしました。

こういったムービーでメッセージしていくことって、普段「働くママ」みたいなテーマに無関心な人に訴えかけるのにはいい方法なのかもと思いました。

メッセージは微妙かも・・

でムービーのメッセージについては、さすがの私もこれはちょっと微妙かもと思いました。これだと「働くママはすごい大変なんだけど、そんなママに『大丈夫』って気遣ってくれるだけで頑張れるんだよ」と受け取ってしまいました。

育児や家事を「手伝う」と言っている男性に対して、西田さんに微妙な表情でため息まじりに「手伝うねー」と言わせつつ、最後は「奥さんを抱っこしてあげられるのはあなただけなんですから」というところで締めてるところを見ると、察するに

・大多数の男性にとって育児や家事は「手伝う」レベルというのが実態なはず
・なので、そんな男性に対して働くママのリアルを映像でみて共感を呼んで
・まずはそれをしっかり認識して、奥さんを唯一フォローできる立場として「大丈夫」と寄り添うところか始めようぜ

というところをひとまずのゴールに置いているのかなとは思いましたが、ムービーを見た後に残ったのは、「これじゃ奥さん側がキツいやろ」という後ろめたい感覚でした。

冒頭に書いたように私は平日いつも帰りが遅く、育児家事を任せている組のパパになりますが、そんな私でも、ムービーで「ママにしかできないこと」とされていることは大体経験しています。なんで「パパも少しずつでいから物理的にいろいろやっていこうよ」的なメッセージでもよかったんじゃないのかな〜と感じた次第です。

さいごに

それにしてもサイボウズはこのテーマに本気なんだなと思いました。
批判を浴びるリスクのほうが断然高い、かつ本業では短期的には一文の売上にもならないテーマであることは百も承知でしょうに、かなりの手間とコストを投じてCMやら対談やらを繰り出し、批判を浴びても企画から逃げの姿勢を見せないあたりから、このテーマに本気で中長期で取り組んでいく覚悟を感じました。コーポレートサイト見てみたらトップページがグループウェアそっちのけで「働くママ」になってますもんね。

働き方が注目されているご時世の中で、企業のこういった取り組みが優秀な人材の採用に不可欠な時代が来たときには、サイボウズは他の企業群から頭一つ抜けた存在になっているかもしれません。この辺は3〜5年後あたりの変化が楽しみですね。

というわけで、今日はこの辺で。



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帰りが遅いパパが「パパにしかできないこと」を見た感想

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