こんちは、副所長(妻)です。

ちょっと(かなり?)時流に乗り遅れた感もありつつ、今回は遅ればせながら産後クライシスについてちょっと書いてみたいと思います。

産後クライシスとは
産後クライシスはNHKの朝イチで一躍有名になった言葉で、産後、妻が夫の態度にイライラしたり怒ったりしながら、徐々に愛情がなくなっていく・・・というの状況を指します。
分かりやすい例をあげると、妻にしてみれば昼夜を問わず赤ちゃんのお世話に追われ、満足に睡眠も食事もとれないのに、夫は全然帰ってこない、帰ってきても家事も育児も協力してくれない、子どもが産まれる前と変わらず飲みにいったり遊びにいったりする、といった状況に妻側が不満を爆発させるわけですね。

我が家はどうだったのか
我が子ジュニアが新生児の頃、私もそれはそれは辛い思いをしました。夜中に何度も起きてオムツを変え、おっぱいをあげ、飲み終わったけど寝てくれないからひたすらゆらゆら抱っこをして、ようやく寝たと思いそーーーーーーっと布団におくと背中センサーが敏感に反応してすぐに泣き出す、の繰り返し。えぇ、えぇ、息子と一緒に泣いた夜もありました。
そんなときうちの夫はどうしていたか。
ずばり、気持ちよく寝てました!
電気をつけようがジュニアが大声で泣こうが、全く動じることなく寝ていました。こちらとしても「夫は明日も仕事があるから寝かせてあげなきゃ・・・」などと気を遣う必要もなくてある意味楽なのですが、さすがに何時間も寝られず抱っこゆらゆらしていると限界は来ます。

で、どうしたか。
なんてことはない、隣でぐーすか眠る夫を起こしました。
部屋の電気をつけ、気持ちよく眠る夫のほっぺをぺちぺちと叩き、「ねえねえあなたの息子が泣いてるよ」と言って起こしました。
寝ぼけ眼の夫は「・・・ふぁ」とか言いながらのそのそと起きて、ジュニアを抱っこし寝かしつけ。「私、眠るから。まじで寝るから。」と言って速攻布団に入る私。しかし悲しいかなジュニアが泣いている間はどうしてもこちらも眠りに落ちることが出来ず、ただひたすら布団の中で目をつむって夫が寝かしつけれくれるのを待ちました。
が、ジュニアより先に寝るんですね、夫が。気づいたら抱っこしたまま布団に入って寝てるんです。でお腹に抱っこされた状態でジュニアだけが泣いてるんです。
やれやれ仕方ないとそこでバトンタッチするんですけど、それでも私としては一瞬でも布団に入り、目を瞑って「新生児のエンドレスな寝かしつけの責任者」から逃れられたのでちょっとリフレッシュできているわけです。それで夜を乗り切ったりしました。
私はそんな感じでほとんど毎晩夫を起こしました。夫も文句一つ言わず毎晩起こされ、抱っこしながら寝てました。

夫へのイライラはあったのか
それだけ自由に夫に育児を頼んでたらさすがにイライラしないだろう、と思われるかもしれませんが、そうでもありません。まあ正直イライラするくらいなら「あれやって、これやって」とお願いしていたのでイライラする機会はほぼありませんでしたが、唯一未だに忘れられないのが産後2週間くらいのころの週末に夫が友達とちょっとしたイベントに遊びにいったときです。そのイベントは私も興味があり、「私だって行きたい」「なんであんただけ自由に行けるのさ」という不満が爆発した事件でした。
夫曰く「あのイベントの件だけは未だに言われるから、やはり産後の恨みというのは根深いんだなと思うよ」とのこと。
そうです、そのとおりです。一生忘れないよ私は。

大事なことは話すことと任せること
これだけ書くと鬼嫁みたいですが・・・でもこういうことの積み重ねが産後クライシスにつながるわけで、私としては我慢せず夫を毎晩起こし続け、イベントに行くことに文句を言って、良かったと思っています。夫自身、産まれて間もない赤ちゃんの相手をして夜でもろくすっぽ眠れない状況を体験してみないと、やはりその辛さはわからなかったと言っています。そして今なら産後2週間の妻と新生児を置いて遊びにいくことはあんな気軽な気持ちでは行けない、とも。
結局やってみないと分からないんですよね。何事も。
物事を主体的となって取り組み、責任をもって遂行して初めてその先にある苦労も実感できるわけで。
だから私はパートナーとのコミュニケーションはすごく大事だと思うし、もし「あれもやってくれない、これも気が利かない」ともんもんと不満を溜めている人がいたらそれは相手にきちんと説明をした上で、一度担当してもらうのが一番だと思っています。その代わり任せるからには文句を言わない。ただそれだけです。
その繰り返しの中で、お互いの立場や苦労を思いやりながら、その夫婦にとってベストな形を見出し、作っていくことこそが一つのチームである家族のスタイルになっていくことなのだと思います。

最後に。
夜中にほっぺた叩かれて起こされても文句の一つも言わないうちの夫も偉かったなーと思います。
そのお陰で遠慮なく私も毎晩起こせたわけですから。
「ごめん、今日はムリ」という日があってもよさそうですけどね。
とはいえ、一つ言いたいのは母乳をあげることはひじょーーーーに疲れるということです。
全国の夫さんたちには、母乳をあげている時点で母体は「眠れない+体育館3往復ダッシュ」くらいの疲労困憊状態でいることはぜひ覚えていて欲しいと思います。まじです、これ。
なので、お父さんたちもきっと眠くて夜中に起こされるのは辛いと思いますが、ぜひ3往復ダッシュ分くらいは我慢して起きあがり、育児を代わってあげてほしいなーと思います。

おしまい。



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我が家の産後クライシス