パパラボ一家では、保育園の朝の送りはお父さんが担当ということになっています。1歳のころは抱っこ紐で抱っこして送っていましたが、もう歩けるようになって随分経つのでなるべく歩かせようとしていますが、なかなかうまくいきません。

家の玄関で、「今日は歩いて行くよ」というと「うん」と言うものの、一歩外に出た瞬間に「だっこー」となります。夏から秋にかけては、「今日は暑いから歩いて行こうぜ」と言ってしばらく歩いて行くのですが、夏の日差しのまぶしさに耐えられず「だっこー」となってました。

冬になるとコートの上から抱っこ紐をしたくないので、ますます歩かせようとしているのですが、そうなると「ふつうのだっこー」と抱っこ紐なしでだっこしなさい、という指令が来ます。

ジュニアも毎回だっこというわけではなく、たまには歩いてくれるのですが、同じクラスの女の子が毎日元気に歩いて登園して大きな声でこちらに「おはよー」と挨拶してくる様子を見ると、もう3歳にもなろうかというのに、我が息子はこんな軟弱でいいんだろうかと心配になるわけです。

そんなことを日々考えていたのですが、あるとき仕事で一緒になったうちのジュニアより結構大きいお子さんを持つ方がこんなことを言ってたんですな。

「最近、子どもをだっこできなくなって寂しいんだよね。もう重くなっちゃって昔みたいに簡単にだっこできなくなっちゃたよ。」

なるほど、確かに。と思いましたよ。

確かに子どもを持ち上げることはできても、例えば6歳くらいになると平均体重が20Kgを超えます。そうなると、まず2〜3歳児のように日常的にだっこをするのは難しくなるでしょう。それに加えて、そもそも「だっこしてくれ」と要求されることもだんだん減っていくはずです。別にだっこをしなくなったからといって、親子関係が希薄になるわけでもなく関係の形が変わるだけなのですが、そうはいっても、寂しさはあるだろうなーと。

「お父さんだっこしてよー」と言われて「やれやれ仕方ないヤツだな〜」とか言いつつだっこしてあげて、抱えられたジュニアが私の首に手を回して「にひひひ」と笑いながら満足そうにしている。そんな感じは、いつかなくなってしまうんだなー、ということに気づかされたのでした。

あと3年もすれば6歳。6歳と言えばほとんど小学生。息子を抱っこできる期間もそんなにないんだなと。

そしてもっと長い目で考えると、ジュニアと自分の関係の未来には、きっと、一緒に遊びに行ったりする関係や、顔を見れば怒りたくなる関係や、あんまり口もきかない関係や、いっしょに酒を飲む関係や、遠く離れて会えない関係、たまに孫と家族を連れてくる関係などが待ち受けている可能性が高いわけです。そう考えると、だっこできる日々がとても貴重な日々に思えてきたのでした。

そんなことを考えた次の朝、保育園に送るときに案の定「だっこしてー」と言ってくるジュニアを「しょうがねーなー」と言いながらいつもより強くだっこしてあげたのでした。

おしまい



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だっこできる時間を大切に・・