こんにちは、副所長(妻)です。
4月に入り、入園、入学、入社と新生活が始まった方も多いかと思います。私の会社でも今年も新入社員が入ってきました。まあ実際には研修後配属なのでまだお会いしていませんが、そのうち初々しく職場に入ってくるんだろうなとちょっと楽しみな気持ちです。
さて今日はそんな新入社員から一歩進んでいる、2年目社員のお話です。


photo by StevenErat

今の職場にこの4月で2年目になる営業の子がいます。彼はいつもいつも、先輩に厳しく指導されています。その先輩に当たる人がものすごく優秀な営業で、私はその人と一緒に仕事をしてみてこんな人いたのか、と驚いたほどです。
2年目の営業の子は本当にいつもいつもいつも、その先輩に叱られたり怒られたりして恐縮しっぱなしで、端から聞いている私もときどき「そ、そこまで言わなくても・・・」と思っていました。言われている内容は至ってシンプルで、周囲の動きや情報に細心の注意を払え、先回りして考えろ、クイックにアクションしろ、といったところです。
 

これは、エッセンスだけを抽出して文字にすると当たり前なようでもいざやろうとすると難しい。ある程度のパターンを頭に入れてつねに何通りものシミュレーションをしないと迅速に正しい判断ができるようにならないし、そのために大前提となるのが経験であり、2年目でそこまで求めるのはなかなか酷なんじゃないか、、と思っていました。
 

しかし、最近一つ気付きました。彼がなぜ、いつも先輩に叱られ気味なのか。
彼は、物理的な事象には気が利くのですが、些細なところで気が利かないんです。そして一度注意されたことを繰り返すんです。

例えば、職場にちょっとした偉い人がくると真っ先に立ち上がって自分の椅子を空ける、というようなことは早いんです。ああいかにも新人の営業だなーえらいなーという動きをするわけです。

ところが、例えばちょっとしたトラブルがあってみんなが集まっているときに、そばに立ってぼーっと聞いているだけだったりします。先輩に「メモを取れ」と言われて初めてメモを取り始めるわけです。一回ならまだしも、何回も、です。いや、さすがにいつも「メモを取れ」と言われてるんだから、とりあえず取ればいいのに・・・。

それから、同様にトラブルがあったときに「お前はどう思う」と毎回聞かれます。が、毎回、答えに窮しています。で、毎回「思う事がないならお前がここにいる意味はないんだぞ」と怒られています。いや、さすがにいつも「どう思う」と聞かれてるんだから、とりあえず思った事を答えられるように準備すればいいのに・・・。正解を言えなくても、毎回毎回自分の考え方を聞いてくれる人がいるなんて、こんなに贅沢な事はないよ。まあこれは本人にはまだわからないことかもしれませんが。

 

そして、昨日また象徴的な出来事が。私は彼と一緒に仕事していないのですが、事務上ちょっとしたやりとりがあります。で、彼に「すみません下の名前何でしょうか?」と聞かれました。・・・3回目でした。

1回目は、自己紹介兼ねて普通に答えました。2回目は、まあ新人(当時1年目)だしそんなこともあるよな、毎日大変そうだしな、と思いました。が、さすがに3回目はないでしょう!3回も聞いたこと自体覚えていないのか、3回聞いてると自覚しながらもかまわないと思っているのか、どちらかは知りませんが、少なくとも私は自分が新人指導にあたるときは「同じ事は二度聞いてはいけない」と言ってきたし、自分もそう言われてきました。それは専門的な知識に関することで、です。

よもや名前を聞かれるなんて。。。
年次の近い他のメンバーにこっそり聞くとか、名字を知ってるなら私が出したメールを探してみるとか、いくらでも確認する方法あるのに。

細かいですが、こういう細かい機微が意外とボディブローのように効いてきて信頼される営業になっていくと思うんです。
自分が指導する立場だったら思わず説教するところでしたが、直接関わっているわけでもないのにそんなことを指摘するのもなんかアレかなと思い、結局普通に下の名前を答えましたが。

 

とここまで書いて自分がかなりのお局っぷりを発揮している気がしてきました。。でもショックだったんだもん。。

 

彼を見ていて、表立って気が利くことと、細かいところの気が利くことと、どちらもとても大事だけど、自分で先回りして考え判断する能力は、意外とこの「細かいところの気が利くこと」に直結するんだなと気付かされました。きっと日々彼を指導している先輩も、そういう些細な機微の部分で「そうじゃないんだよ」と思っているんだろうな、と。

 

彼も今年で2年目、任される仕事の規模もどんどん大きくなるだろうし、自分で責任を持って処理する案件もどんどん増えるでしょう。たくさんの経験をして、失敗もして、大きく成長していくことでしょう。その暁には、ぜひとも今後入ってくる彼の後輩に「人の名前をなんども聞くんじゃない!」と説教して欲しいものです。頑張れ営業2年生!おしまい。

 



スポンサーリンク


頑張れ営業2年生!

コメント

  1. あーもう。
    居ますね~、ほんと、こんな残念な感じの新人。

    こういう、脳みそを使ってないヤツには、子犬のしつけの様に教えてやるしか
    ないみたいですねどうも。

    私も副所長同様、新人(平成生まれの同僚・・・)に苦労したお局様(涙)ですが、
    彼女にとっては、先輩は「手取り足取りなんでも教えてくれる存在」と思っている様なので
    (ネットの記事で新人類はこう扱え、と書いてありました)
    「電話を受けたら必ずメモを取りましょう」とか、そんなん教えなきゃならないの!?
    という位のレベルまで下げてやらないといけないみたいです。

    下の名前を何度も聞くなんて、ほんと失礼・・・脳みそ雨後移転の蚊(どんな変換だ)
    脳みそ動いてんのか、と言いたくなりますが、彼は若干止まっている様なので、
    そんなヤツに立腹してもソンですから、今後は
    「アタシは山田真理子!(→仮名)これからは真理子先輩と呼んで。」とか、
    異色のアクセス方法を試す(=おバカちゃんでも記憶に残る方法をとる)といった
    イライラ回避方法は如何でしょうか?

  2. こんばんは。コメントありがとうございます。
    悩みはみんな一緒ですね〜(涙)
    自分もそうだったのだろうな、あんまり言いたくないなと思いつつ、思わず文句を言いたくなります。。
    それにしても山田真理子はいいアイディアですね!次回聞かれたら言ってみます!