「○○しないとオバケがくるよ」なーんていう躾けをしたことってありますでしょうか。うちも2歳を過ぎてイヤイヤ期もまっさかりになり、先日ついにオバケを召還しました。そんなこんなで今日は育児とオバケについて書きたいと思います。

最初は鬼だった

とある週末のことです。その日は、ジュニアがたまたま夕方の6時頃に昼寝をしてしまい夜寝られるか心配していたのですが不安が的中。ジュニアは夜中に目を覚まして、すっかり頭が冴えてしまったのか「遊びたい遊びたい」と泣き叫び続けました。本を読み聞かせたりしてなんとかなだめようとしたもののジュニアはいっこうに寝る気配がありません。その日は私も体調が悪く疲れている事もあり、くたびれ果ててしまいました。

そこで部屋の電気を消して真っ暗にして、一言「ジュニア、寝ないと鬼が来るよ〜」と言ったのでした。すると一瞬の沈黙の後、ジュニアは「うわわあわわ」とこれまで見せた事のないような怯えっぷりを見せて後ろにひっくり返ってしまったのです。

こいつはしまった。やりすぎた。と慌てて妻とフォローに入りました。

妻「大丈夫だよ、鬼さんはもう帰ったから。明日からも、もう来ないって言ってたよ。」
妻「もし来てもお母さんがやっつけてあげるから。お父さんもやっつけられるから、ね!お父さん」
私「お、おう、バシっと追い返してやるからな」

せっかく召還した鬼を、自らの手で追い払うという意味の分からない展開になったものの、その後は落ち着いて眠りにつく事が出来ました。

そしてオバケもやってきた

このことをきっかけに、「あれはかわいそうだからやめよう」と妻と話していたのですが、イヤイヤ期まっさかりのジュニアを躾けるシーンは腐るほど出てきます。でも鬼は封印してガマンしていたのですが、あるとき妻が何かでジュニアを注意したとき、ジュニアが何を思ったか「かーたん、オバケくるよ!」と妻に言ってきました。おそらく注意されて面白くなかったので妻を脅かすつもりで言ったのでしょう。

妻はすかさず逆手に取って

妻「オバケ来たら怖いね〜、お母さんは鬼はやっつけられるけど、オバケは無理だからジュニアがやっつけてね」
ジ「う、うん分かった」
妻「じゃ、お母さんあっちの部屋に逃げてるから来たらよろしくね」
ジ「・・・」
妻「・・・・・・」
ジ「オバケこわい・・・」

以降、妻は、「鬼には勝てるけどオバケには勝てない」というわけの分からないキャラ設定になり、ジュニアは、

言うことを聞かないとオバケがくる

お母さんは鬼には勝てるけどオバケには勝てない

ぼくがオバケと闘わなきゃいけないが、イヤダ

しぶしぶ言うことを聞く

という回路でオバケしつけの餌食になったわけです。

でもなんだかとっても後ろめたい

もちろん日常的にオバケを召還しているわけではなく、どうしようもないときに召還するくらいなんですが、妻とも「やっぱりこれってよくないよね」という話になっています。

で世の中的にどうなのよ、と思ってググってみたら、やっぱりありましたよ小町さんにドンピシャのトピが!

子育て中の方、お化け出ますか。 (2) : 男性から発信するトピ : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

盛り上がってますね。そしてトピ主さんの以下のコメントなんか読むと耳が痛いです。

3才児でも、きちんと話をすれば、理解できる事が多いと思います。
子供が理解できる言葉で、根気よく話をするのは疲れます。
子供から「なんで?、どうして?」と聞かれる事も多いです。
「いいから早く食べなさい。」と言いたい気持ちは理解できます。
でも、面倒がらずに会話をする事が大切だと考えます。

「なぜダメなのか」面倒くさがらずにきちんと理解させて言うことを聞かせることが大事、というのも分かりますし、それ以上に私の中では恐怖心を煽って言うことを聞かせてしまっている事が後ろめたさを感じるポイントだったりしています。

一方であの名作はどうなのよ。

小町を読んでシュンとなったところで、ふと本棚に目を向けると救世主が・・

この不朽の名作の存在を忘れてた!調べてみると初版はなんと1969年!

私が産まれる前からオバケ育児は常套手段として語り継がれてるわけです。しかも寝ないとオバケに連れていかれて帰ってこれず、最後のページなんか連れてかれた子どものシルエットがオバケになっちゃっているという、幼児書とは思えないシュールなストーリーなわけですよ。
連れていかれた子どもなんて、パッと見ると「たまたまトイレに行ってるところを見つかって連れていかれちゃった」風なある種の理不尽さすらたたえています。

そうだよ、みんな罪悪感を感じながらも昔からオバケ育児をやっていたんだよ!

まとめ

話があっちこっち行きましたがまとめると

  • 恐怖心を煽って言う事を聞かせるのはよくない!
  • 理想は、ダメな理由を言って聞かせて理解させて言うこと聞かせること
  • でもどうしようもないときは、たまにオバケ召還してもいいよね
  • だって「ねないこだれだ」があるしさ

・・ということになりますかね。まあいまはジュニアも怯える事もなく、オバケをちらつかせてもしぶしぶ言うことを聞く、くらいの状態になっているので、多用は避けつつ今後もオバケを召還する機会はありそうだなという感じです。



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育児シーンにおけるオバケの活用について

コメント

  1. 寝ないと○○・・・というのはどこの家庭でも切実な問題ですよね。
    以前の記事(ねんねトレーニング)、次男には実践してみたいと思います。
    (そうでないと復職後に体が持たなそう)
    今回はママテン4巻に出てきた本(「地獄」)を思い出してしまいました(笑)

    ウチの長男は近所に住んでいる(と私がダマしている)オバケがすぐやってくると
    信じているので、寝ようとしなくて困るということはありませんが、
    4歳になって体力がついてきたので昼間保育園でお昼寝をしても
    夜なかなか眠れずにウダウダとずっと起きていることもあります。

    知り合いの保育士さんに聞いたところ、夜遅く寝ても必ず朝早く起こす
    ということを習慣づければ、必ず夜早く眠くなり、朝早く起きるようになるとのこと。
    当たり前っちゃ当たり前ですが親が実践できないのでダメですね。
    先ずは自身を何とかせねば・・・(汗)

  2. >まりりんさん

    返信遅くなってすみません!そしてコメントありがとうございます。
    体力がついてくるとなかなか寝てくれない事が増えそうですね。
    生活リズムうちも気をつけたいと思います。

  3. うちは2歳の娘ですが、鬼とゆうれいを連日召喚していたところ、最近は本人が「鬼だぞう~」「ゆうれいだぞ~」と言って逆に私たち親をおどかすようになりました。もうそろそろ効かなくなりそうです(笑)