じっくり読みました。

育休フィーバーの影で犠牲を強いられる“正直者”たちの鬱屈

釣りに乗るのが好きなのと、色々思う事があったのでまとめずにダラダラと書きます。

個人の仕事に対するスタンスの話と育休などの制度利用の話がごっちゃ

仕事に対して責任感が感じられない女性社員に対するベテラン女性社員の話というガソリンなみなみの可燃性の話題からスタートし、それを育休などの制度利用者と結びつけるという、「ワープか、これ?」というくらいの飛び具合で論を展開し着火して1ページ目にして読者のハートに盛大な黒い炎を巻き起こしてるあたりはさすがですな。

個人的には人って大人になると急には変わらないと思ってます。なので育休とってもその人はその人。産む前に周囲に配慮が出来る人は、産んでからも周囲に配慮はできるし、逆の人は産んでからもやっぱり配慮が出来ない。責任感がある人は産んでも責任感があるし、逆の場合は、産んでも無責任だと思います。なのでこの49歳の人がイメージしている人はおそらく産む前から責任感なかったんじゃないかな。ただ、育休という目につく責めやすいものがあるので、結果的にそういう言い分になるのでしょう。

会社は子育てのためにあるわけじゃないし、人生は会社のためにあるわけじゃない

「会社は子育てのためにあるわけじゃない」という人も、「人生は会社のためにあるわけじゃない」という人もいます。どっちが悪くてどっちがいいではないでしょう。ここを少しだけ認め合えるようになって来たのが今の時代です。だからこの冒頭に出てきた49歳の女性が、この人の立場で「会社は子育てのためにあるわけじゃないし」言うことはおかしい事じゃないと思います。

この記者さんは、「仕事観の変化だけでは片付けられない」と言っていますが、今の時代は、むしろこれを「仕事観の変化だけで片付けなければいけない」のではないでしょうか。だって変わったんだから。

頭数や業務量の問題は個人ではなく組織の問題

このあと頭数の話や業務量において育休を取った人の周囲の人がしわよせを受けるという話が続きますが、これは完全に組織の問題です。育休取った当人が鼻唄歌っていようが、お菓子配ってペコペコしてようが、減った頭数は増えないし、業務量は減りませんわな。配慮されたって業務くんたちは割引無しで周囲の人に襲いかかるわけで、そうするとどっちにしろ疲弊するわけです。これはそういう状態にならないように組織が担保するのが筋です。

最後は、配慮はいいから人をくれ、って話になるでしょ。

最後はまっとうなこと言っとる

このへんまで権利主張イクナイみたいな話だったので、「だからそういう一部を捕まえてこの問題を矮小化するなよ、これはそもそも組織の・・」と言おうとしてたら、自治体の話あたりから「そんなこんなでこれは組織として覚悟をもって内容を伴った推進をすべきですよね」みたいなまっとう話になってしまい、振り上げた拳の行き先がなくなってしまいました。ヤラレタ!これが釣り記事か!と気付いた瞬間です。

冒頭からの論調からこれまた「ワープか、これ?」と思うくらいの鮮やかな変わり身できりきり舞いですな。まいりました。

ここから先で言ってる事はその通りだと思いますよ。ここだけ書けば良かったのに・・

でも上の世代たたきってなんかビミョウ・・

最後に思ったのが、この記事の感想で、冒頭に出てくる女性みたいな上の世代に対する批判的なものがあったんですけど、まあ考え方は個人の自由ですけど、なんか微妙だなと感じました。だって上の人たちは価値観が違うんだから下の世代には自分の常識でものを語りますわな。そこに対して真っ向勝負で私たちの時代はこういう時代なんです!って価値観同士で闘っちゃったらダイバーシティにならないんじゃないかと。ここで価値観バトルしちゃうと、自動的に将来下の世代とも価値観バトルするでしょうからかなり皮肉な結果になるなと。

だからこの手の話は価値観の違いに気付いた方が違いを受け止めてインクルージョンしてかないといけないんじゃないかな、と思いました。

以上ダラダラ書いてみました。



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育休フィーバーの影で犠牲・・うんちゃらを読んだ感想